半田武彦司法書士事務所

メニュー

一流司法書士10カ条

一流司法書士10カ条

司法書士にとって最も大切な能力の一つに、「コミュニケーション能力」が挙げられるでしょう。手垢のついた言葉ですが、事務所の中は勿論、依頼主様、関係各所の方々とお互い気持ちよく過ごせるようにするためには必要不可欠な能力です。
私たちが対面しているのは書類ではなく「人」です。各種書類には、必ず物語があり、依頼主様の「意図」があります。言い回し及び正確性については、とりわけ私たちが留意しその意図を適切に表現することが必要不可欠となります。 では、そのような素晴らしい仕事をするためにはどのようにすればよいでしょうか。以下に、当事務所が考える「一流司法書士になる10カ条」を記しました。当事務所では、この10カ条を実践することにより素晴らしい仕事ができると考えております。

一流司法書士10カ条

1あいさつのできる人でありましょう
第一印象は出会った時のあいさつで決まります。あいさつはコミュニケーションのスタート地点。人とコミュニケーションを取ることが前提の司法書士業務ですから、あいさつは必須条件とも言えます。
2常に「なぜ」と考えて行動できる人でありましょう
依頼主様の真意を汲みとって適切に手続きを行うことが求められる私たちの仕事。常に「なぜ」を考え、追求し、行動に移すことが必要です。この「なぜ」を突き詰め本質を見ぬけるようになりましょう。
3責任を持てる人でありましょう
責任とは、立場上当然負わなければならない任務や義務のこと。表現を変えると、どんな小さいと思われることでも自分とド真剣に向き合って最後までやり遂げることです。困ったことやわからないことが起きた時に、逃げないということです。もしミスが起きた時に、自分の責任だと真摯に受け止め、最善の対処をしているうちに人間力は高まります。
4今の自分の立場が明確な人でありましょう
わずかでも努力を惜しんだり、不満を漏らしたりしている人は大切なことを身につけられないから一流にはなれません。自分の立場を常に考えていると、周りが自分に対して望むことが見えてくるはず。例えば、司法書士試験に合格したばかりの人は司法書士実務を身につけなければいけないはずです。立場をわきまえて実務に徹している人は必ず周りの人が見ていて手を差し伸べてくれます。それに気づくと感謝が生まれ、感謝が生まれるとより実務が頑張れます。
5目配り、気配り、心配りのできる人でありましょう
これができると職場のみならず取引先様、ひいてはプライベートにおいての人間関係も円滑になります。依頼主様からも信頼され、よりよいものが提供できるという好循環に入っていきます。
6時間を大切にデキる人でありましょう
人生の時間は限られています。それを如何に使うか?が大切。司法書士として生きていける時間なんかもっと少ない。1分、1秒を大切にできるかできないかで一流になれるかなれないかが変わってきます。
7正確な人でありましょう
司法書士は書類の正確性を求められます。間違えた書類で手続きをすると取り返しのつかないことになりかねません。一字一句もらさず正確に話しを聴き、書類を作成できることが一流の司法書士の第一歩。
8常に自己研鑚に努められる人でありましょう
昨今、不動産登記法の改正、会社法の制定等が行われ、また民法の改正も控えています。重要な判例・先例も次々と出されています。このように司法書士を取り巻く環境も日々変化しています。それに伴い、私たち司法書士も新しい知識や見識を身につけ日々の業務を行なっていくことがお客様に安心を与え、またお役に立つことにつながります。
9司法書士制度を意識できる人でありましょう
司法書士制度そのものに対する理解は私たち司法書士にとって欠かせません。法律というものの枠組みにおいて仕事をしている司法書士。司法書士制度というものがどのように成り立っているかを分かっていないと司法書士として生きていくことはできない。自分だけではなく、他の司法書士が業務を円滑に行えることは、世の中にとって非常に重要なこと。そのため、司法書士会での業務等、司法書士制度維持発展に貢献していくことは司法書士としてとても大切な役割の一つです。
10人の喜びを自分の喜びとして感じられる人でありましょう
この感覚は、私たちが生きていくうえで最も必要な感性です。人がお互いにコミュニケーションを取る上で、「共感」ということはもっとも大切です。他人の喜びを自分の喜びとして感じられると同時に、他人の悲しみも自分の悲しみのように感じられる、そんなステキな感性が持てるといいですね!